この記事では、ペーパータオルで手荒れしない拭き方と、手荒れ予防について解説しています。
ペーパータオル生活が快適ですが、実は先日手荒れしてしまいました!
やっぱり手荒れ、ペーパータオルが原因なの?!
ペーパータオルが原因と言ったら原因かもしれませんが、一概には言えないみたいです
とっても快適で衛生的なペーパータオルですが、使い方を間違えると手荒れの原因になりかねません。
今回はペーパータオルを使う上で気を付けたいことと、手荒れの予防、手荒れしにくい拭き方についてお話しします。
手荒れでお悩みの方の参考になれば幸いです!
ペーパータオルで手荒れしないために
ペーパータオルを使うことによって手が荒れてしまうことはあります。
ペーパータオルを正しく使えていないことによって、皮膚が傷ついてしまうからです。
使っているペーパータオルに漂白剤や蛍光剤が使われていたら、それも刺激になっているかも
成分的な問題や、紙質によってはペーパータオルそのものが手荒れの原因になる可能性は確かにあります。
しかし手荒れの原因は人や環境によって様々で、一概にペーパータオルだから手荒れになったと言い切れない場合があります。
私が今回、そうでした
そもそもどうして手荒れになってしまうのか、その原因とペーパータオルを使う際に気を付けることをお話ししますね。
手荒れの原因
そもそも、手荒れの原因はどういったことが考えられるでしょうか。
- アレルギー、アトピーなどの体質
- 使っている石鹸などの成分が合わない
- 洗剤がよく流しきれていない
- 手洗い後の乾燥、摩擦による刺激
- お湯の多用
手荒れと言っても、色んな原因が考えられますね
体質は難しいけど、下の4つなら日頃気を付ければなんとかなりそう?
手荒れの原因の多くは洗い方、拭きとり方だと思います。
洗い方や拭きとり方が正しくなかった場合、乾燥や摩擦によって手への刺激が増えてしまうからです。
冬に手荒れが多いのは、空気が乾燥していることと、お湯によって毛穴が開き、必要な皮脂まで溶け出てしまうから。
乾燥したところへ、硬いペーパータオルをこすりつけるような摩擦を加えれば、手荒れになってしまいます。
荒れた手で直接食器を洗い、よく流さないでいると、残留した洗剤の成分が手荒れを引き起こす、負のスパイラル…。
どこかでケアしなければ、ガサガサのヒリヒリで大変なことに…!
ペーパータオルで手荒れしない使い方
硬いペーパータオルは手荒れの原因のひとつですが、だからといって一切使わない方が良いというわけではありません。
正しい使い方をすれば手荒れしにくくすることができますし、ペーパータオルは簡単便利で衛生的だからです。
ペーパータオルの手荒れしない使い方は簡単で、こすらないこと、です。
こすりつけて手を拭くのではなく、優しくポンポンと、水分を吸収させるように使うと、摩擦による手荒れが防げます。
実際にやってみるとわかると思いますが、拭き方を意識するだけで肌の調子が違いますよ!
急いでいる時は特に、無意識にばばっと強く手を拭いてしまうかもしれません。
しかしほんの何十秒かかけてあげるだけで、ガサガサヒリヒリが落ち着いてきました。
ペーパータオルは手荒れするからと敬遠せず、優しく上手に使いましょう。
予防とケアが大切
手荒れを防ぐために大切なのは、予防とケアです。
日頃から予防とケアを心がけていれば、石鹸などの成分が合わないなどでない限り、手荒れを防ぐことができます。
- 水仕事をする時は専用の手袋を着用し、直接水に触らないようにする。
- こまめにハンドクリームを塗る。
ハンドクリームをこまめに塗るのは大変かもしれませんが、朝晩、もしくは夜寝る前だけでも塗る習慣をつけると、乾燥から皮膚を守ってくれます。
そして、酷くなる前に医療機関を受診するのが一番大切です!
手荒れしにくい乾かし方とは
ペーパータオルについてお話ししましたが、そもそも手荒れしにくい乾かし方はどれか。
ひとつひとつ見ていきましょう。
拭かない
論外です。
これはでも、やってる(やってない?)人いるよねー…
単純に「ハンカチを忘れた」とか「面倒だから」とかで、「手荒れを気にして拭かない」人はいないと思いますが…
水分が手に残ったままだと、蒸発する時に余計に肌が乾燥してしまいます。
濡れた手で髪や服を触ったりする方もいますが、せっかく洗ったのにまた菌が付着してしまいます…。
「拭かない」という選択肢は今すぐ捨てましょう。
ジェットタオル(ハンドドライヤー)
最近では必ずと言っていいほど、トイレに設置してあるよね
私も何気なしにこれまで使っていましたが…
ジェットタオルは実は一番手荒れする拭き方かもしれません。
肌への摩擦の刺激はありませんが、温風を一気に吹き付けられるので、必要以上に乾燥します。
さらに、衛生面では一番おすすめできません。
ジェットタオル内には、菌が蔓延しているからです。
トイレと同じ空間の中に設置してあるため、空気中の菌が濡れた手の水に溶け、ジェットタオルによる風で飛散してしまいます。
また、きちんと石鹸で洗っていない人も使用することがあるため、その手についた菌もそのままジェットタオル内に付着することに。
手を洗わない時よりも菌が付着している、なんてことになりかねません。
ジェットタオルは手荒れの面でも、衛生面でも使わない方が良いでしょう。
ハンカチ
ハンカチは一番手荒れしにくい乾かし方と言えますが、気を付けなければならないことがあります。
何日も、何回も使いまわしているハンカチは、とても不衛生だからです。
勿論、貸し借りはNGです。
未使用のハンカチをさっと貸すのは素敵だよ…!
清潔なハンカチでも、使用後はなるべく乾きやすいところにしまわなければなりません。
とはいえペーパータオルが設置されていない場所もあるので、複数枚ハンカチを持ち歩くのが手荒れの面でも、衛生面でも一番良い方法です。
ペーパータオル
ペーパータオルは手荒れの原因になり得ますが、上記でお話ししたように使い方を気を付ければ心配はありません。
使い捨てなので衛生面を心配することもありません。
ペーパータオルが設置してある場所ではペーパータオルを。
設置されていない場所ではハンカチを、という風に使い分けるのが、肌にとっても衛生面でも良いでしょう。
ペーパータオルについてはこちらもご参考ください。
まとめ
以上、ペーパータオルの使い方と手荒れについてお話ししました。
- ペーパータオルが原因で手荒れしてしまうが、それだけが原因ではない可能性もある。
- ペーパータオルは優しく使うと手荒れを防げる。
- 手荒れには手袋やハンドクリームなどで、予防とケアすることが大切。
- 手荒れが酷くなる前に医療機関を受診するのが一番。
- ジェットタオルは不衛生極まりないため使わない方が良い。
- ハンカチとペーパータオルを併用するのが、手荒れにも衛生的にも良い。
ペーパータオルが快適過ぎて、業者の回し者みたいになってますね
それにしても、ジェットタオル怖い…
我が家も娘が生まれたことにより、手を洗う機会が増え、夫婦ともに手荒れに悩まされていました。
せっかくペーパータオルで快適生活なのに、それが原因で使えないのは嫌だ!
と思ったら、皮膚科の先生から「あなたの場合、拭き方だよ」って言われてハッとしました。
今までは手洗いの回数自体が少なかったのと、ハンドタオルを使っていたので、手の拭き方が雑でも荒れなかったようです。
使い方を気を付けてケアをちゃんとすれば、ペーパータオルは簡単・便利・衛生的を叶える有能アイテムなので、上手く生活に取り入れましょう!