この記事では楽天証券の講座を開設する手順とそのための準備について解説しています。
つみたてNISAを夫婦で、楽天証券で運用しています!
前回、楽天証券でつみたてNISAを運用するメリットを紹介しました。
メリットだらけでやばかったよね
初心者と家計に優しい証券口座です!
今回は、その楽天証券の口座開設の流れをわかりやすく解説します。
思ったよりも簡単にネットで開設できますよ!
口座開設する前に
楽天証券の口座を開設する前に準備しておいた方がスムーズに進められることがあるので、確認していきましょう!
楽天会員になる
楽天証券の口座を開設するのに必須ではありませんが、楽天会員になっていると個人情報入力が楽になったり、他のサービスとの連携が簡単にできるので登録をおすすめします。
楽天市場を使ったことがある方は、そのログインIDがそのまま楽天IDとなります。
まだ登録したことが無い方は、無料でできますので登録しておきましょう。
楽天カードを作る
こちらも必須ではありませんが、楽天証券は楽天カードで決済をすることができます。
楽天カードは他のクレジットカードと比べてもメリットが沢山あるので、作っておくとかなり生活がお得になります。
- 年会費がずっと無料
- 使い道の幅が多い楽天ポイントが貯まる
- ポイント還元率1%
- キャンペーン等によりザクザクポイントが貯まる
楽天証券の決済でも、100円につき1ポイントゲットできます。
これを機にぜひ作ってみましょう!
楽天銀行口座を作る
楽天証券の決済方法は楽天カード払いがおすすめですが、楽天銀行口座を作っておくこともおすすめします。
楽天銀行口座と証券口座を連携させるだけで、楽天銀行の普通預金口座の金利が他銀行の約100倍になるからです。
普通預金口座の金利といえば他銀行で0.01%だったりするのですが、それが0.1%に!
口座に入れておくだけというノーリスクでこの金利が適用となるので、投資に大きい金額をまわすのはちょっと…という方にも活用してもらいたいサービスです。
他にも、
- 全国のコンビニやゆうちょ銀行のATMで出し入れ可能
- 残高に応じて振込手数料が無料に
- 残高に応じて楽天市場での買い物獲得ポイント倍率が上乗せ
- 専用アプリでリアルタイムな入出金、残高が確認できる
などメリット多数!
我が家もメインバンクにしています!
こちらもぜひ作ってみましょう!
本人確認書類、マイナンバーカードを準備する
証券口座の開設には本人確認書類の提出が必要となります。
楽天証券の場合はスキャン画像を送ったり、スマートフォンで読み取るだけでOK!
利用可能な本人確認書類はこちら。
- 運転免許証
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 健康保険証
- 住民基本台帳カード
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住証明書
- マイナンバーカード(通知カードではないもの)
マイナンバーカードは交付に手間がかかりますが、作っておいた方が便利です。
身分証としても使えますし、わざわざ役所に行かなくても、コンビニで住民票の写しなどを簡単に取得することができます。
証券口座の取引にもマイナンバー登録が必要となってくるため、本人確認書類としてマイナンバーカードを準備しておけば手間が省けますね!
楽天証券口座開設申込
1.楽天証券にアクセスする
楽天証券 にアクセスして、「口座開設(無料)」というボタンをクリックします。
楽天会員登録をしている方は上ボタンを、楽天会員ではない方は下ボタンをクリックします。
「楽天会員の方」はログイン画面に切り替わるので、ユーザIDとパスワードを入力してログインしましょう。
「楽天会員ではない方」は個人情報の入力へ進みますが、「楽天会員の方」もログイン後、登録された情報が入力してある状態で同じ画面へと進みます。
2.個人情報を入力する
「楽天会員の方」でログインした場合は、すでに氏名などが入力された状態の画面に切り替わりますが、「楽天会員ではない方」は最初から個人情報の入力が必要となります。
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
すべて必須項目となっていますので、正しい情報を入力しましょう。
”ご案内メール”は受信しても、しなくてもどちらでも大丈夫です。
3.納税方法の選択
投資で発生した利益は基本的に課税対象となります。(NISAやつみたてNISAは非課税)
生じた利益に所得税と住民税が課税されるのですが、口座によって違いがあります。
- 特定口座(源泉徴収あり)
→税金が控除された状態で利益が口座に入金される。そのため、確定申告の必要はなし。 - 特定口座(源泉徴収なし)
→確定申告が必要。楽天証券が交付してくれる「年間取引報告書」を使って、比較的簡単に確定申告できる。 - 特定口座を開設しない(源泉徴収なし)
→必要な書類すべてを自分で作成し、確定申告しなければならない。
利益の合計金額が20万円以下であれば確定申告は必要ないので、”源泉徴収なし”を選べばその場合にお得にはなります。
しかし利益が20万円を超えるかどうかは始めてみなければわかりませんし、確定申告の手間が省ける「特定口座(源泉徴収あり)」を選択するのがおすすめです。
4.NISA口座の選択
証券口座の中でも、税制優遇制度であるNISAとつみたてNISAは別枠で開設が必要となります。
つみたてNISAって何?という方はこちらをご覧ください。
後からも開設できますが、現時点でどちらかを始めるのが決まっている場合はここで開設しましょう。
ただし、NISA口座は一人一口座。
すでにNISAやつみたてNISAを行っていて、楽天証券に変更したいという方は「他社でお持ちのNISA口座を楽天証券に変更する」にチェックを入れるのを忘れずに。
5.追加サービスの選択
- 楽天銀行口座の申込
楽天銀行口座をあらかじめ作っていない場合は、この時に開設することができます。
すでに開設している場合は「申し込まない」を選択しましょう。
前述もしましたが、楽天銀行口座は証券口座と連携させるとかなりお得なので、開設をおすすめします。 - 個人型確定拠出年金(iDeCo)の申込
つみたてNISAと同じくらいか、それ以上に税制優遇が受けられるiDeCo。
私たちは現在まだ利用していませんが、こちらも興味のある方は申込できるようです。 - 楽天FX口座の申込
外国通貨の売買ができる口座です。
私たち夫婦(投資初心者)にはまだちょっとハードルが高くて、とりあえず今は申込していません。 - 信用取引口座の申込
資産の約3倍の株式等を売り買いできる口座だそうです。
通常の取引(現物取引)は株価が低い時に買い、値上がり時に売却し利益を出すもの。
しかし信用取引は”売り”から取引を始め、株価が低い時に買い戻して利益を出すもの。
こちらもかなり勉強しないと、初心者にはハードルが高そうです…。
6.内容を確定、重要書類への同意
入力した個人情報などの確定をすると、重要書類への同意画面になります。
”規定等を閲覧する”で重要書類を確認後、下のチェックボックスがチェックできるようになります。
7.本人確認書類の提出
本人確認書類をアップロードして、口座開設の申込が完了となります。
スキャナーを持っていればパソコンからもできますが、写真を撮ってそのまま提出できるスマートフォンからがおすすめです。
それぞれの手順に従ってアップロードしてください。
本人確認書類によっては表面と裏面、どちらも提出が必要なものがあるので注意しましょう。
スキャナーやスマートフォンが使えない場合は、郵送でも口座開設が可能となっています。
申込後~取引開始まで
申込から数日後、楽天証券から「ログイン情報のお知らせ」が簡易書留で届きます。
受け取ったら中身を確認して、 楽天証券 にアクセスして初期設定をしましょう。
楽天証券へは楽天会員IDではなく、今回届いた楽天証券専用のIDと初期パスワードでログインすることになります。
無事に初期ログインできたら、改めてパスワードの変更、暗証番号の登録、アンケート、勤務先登録、国籍登録と進んでいき、初期設定完了です。
初期設定完了後、最後にマイナンバー登録が必要になります。
マイナンバー登録はスマートフォンのアプリ、又は郵送を選べます。
マイナンバー登録が終われば、取引開始の準備完了です!
おつかれさま!
まとめ
以上、楽天証券口座の開設の流れを解説しました。
- 口座開設する前に、楽天系サービスに登録しておくとスムーズ!お得!
- 本人確認書類はマイナンバーカードがオススメ!
- 口座開設申込はネットで簡単にできる!
- 楽天会員と楽天証券のID・パスワードは別物なので注意!
納税方法についてちょっと戸惑うかもしれませんが、その他は感覚的に、簡単に申込できます。
本人確認書類の提出がスマホやPCで簡単にできるので、手間がかかりませんね!
これであなたも投資家デビュー!
私たち夫婦はまだつみたてNISAしかしていませんが、今後少しずつ勉強して高配当株やiDeCoもしてみたいと思っています。
皆さんもメリットいっぱいの楽天証券で、投資を始めてみませんか?