この記事ではChatGPTとは何か、その活用案を簡単にわかりやすく解説しています。
皆さんは仕事やプライベートで、文章をどんな風に書けばよいか迷って、無駄に数分~数十分過ごしてしまった…、なんてことはありませんか?
私は凄くあります💦
私はこういったブログやYouTubeで情報発信をしているにもかかわらず、文章を考えるのがとても苦手で、友達や家族とのちょっとしたメッセージでも1文考えるのに結構な時間をかけてしまっています。
そんな君に朗報!!
なんと、自分の知らないことや悩んでいることを質問すると、自動的に綺麗にまとまった文章で返答をくれるサービスと出会ってしまったのです。
それが今話題の「ChatGPT」。
今回はそのChatGPTとはどういうものかを簡単に、そしてWeb系フリーランスへの活用案をご紹介したいと思います。
結論から言って、ChatGPTは凄く便利で、完璧ではないけれど優秀!
文章作成が苦手な私にとって、頼りになる相棒になることは間違いないでしょう。
まだ話題になりたてですが、これからどんどん多方面に影響し、一気に広がるであろうChatGPTのようなAIサービス。
知らないことだからと怖がらずに早いうちから触れて、上手く付き合っていくことが、特にWeb系の仕事に就く者として必要になってくると感じました。
出来る限り分かりやすくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧下さい。
\ 動画でも解説しています /
ChatGPTとは
ChatGPT(チャット ジー ピー ティー)は、簡単に言うと「質問するとわかりやすい文章で応えてくれる物知りロボット」。
ロボットと言っても実物ではなくインターネット上のサービスで、パソコンやスマートフォンで使うことが出来ます。
OpenAIというアメリカの企業が開発した人工知能で、2023年3月現在では登録すれば誰でも無料で使うことが出来ます。
公式サイトは英語だけど、普通に使う分には英語が読めなくても使えちゃうよ
日本語への質問には、ちゃんと日本語で返してくれるので安心です!
ChatGPTさんに質問すると、ChatGPTさんはインターネット上にある膨大な情報の中から最適と思われる回答を自分で考えて、わかりやすく文章にして返事をしてくれます。
例えば「かつ丼の美味しい作り方を教えてください」という質問を投げかけると…
かつ丼は日本の代表的な丼ものの一つであり、とても人気があります。下記はかつ丼の美味しい作り方の例です。
【材料】
・とんかつ用の豚肉 150g
・玉ねぎ 1/2個
・卵 1個
・だし汁 100ml
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・ご飯 茶碗1杯分
・サラダ油 適量
・青ネギ 適量
【作り方】
- 豚肉を適当な大きさに切って薄くたたき、塩こしょうをしてから小麦粉、溶き卵、パン粉の順につける。
- サラダ油を熱したフライパンで、豚肉を両面こんがりと焼く。
- 玉ねぎを薄切りにし、フライパンで炒める。
- だし汁、醤油、みりん、砂糖を混ぜ合わせて、2と3を加えて煮る。
- 卵を溶いて、4に入れてふわっと火を通す。
- ご飯に5をのせ、青ネギを散らせば完成。
以上がかつ丼の基本的な作り方です。具材や調味料の量を自分好みにアレンジしても良いですね。おいしく作れるといいですね!
こんな返答が返ってきました!
材料~簡単な作り方だけでなく、「おいしく作れるといいですね!」という一言に感動しました😳
ただ文章の羅列で返って来るのではなく、見出しや箇条書きを組み合わせて、かつ文面自体もわかりやすくまとまっています。
料理の作り方を例にしましたが、質問の内容は何でもOK。
文章にまつわるものなら、「物語を書いて」なんていうお願いにまで応えてくれます。
使い方によっては、可能性は無限大。
文章を作成する機会が多いWeb系のフリーランスにとって、このChatGPTを活用すれば仕事の効率がアップしそうです。
ChatGPTの注意点
ChatGPTは優秀で便利なサービスですが、完璧ではありあせん。
質問をして返って来る返事は、必ずしも正確な情報とは限らないからです。
今後、さらに精度は上がってくると思いますが、違和感なく全然見当違いの内容の返事が返ってくることも…。
なので、ChatGPTから返ってきた内容は、最終的にはその情報が正しいかどうか、きちんと人の目で確認して、考えて使う必要があります。
ChatGPTの使い方
ChatGPTはインターネットが繋がっている場所で、パソコンまたはスマートフォンで使うことが出来ます。
公式サイトは英語ですが、基本機能を使うだけなら英語を読めなくても簡単に使うことが出来ますよ!
実際の画面を見ながら、使い方を解説していきます。
パソコンから使う
①公式サイトにアクセスする
ChatGPT 公式サイトにインターネットブラウザを通してアクセスします。
インターネットブラウザは普段お使いの
- Google Chrome
- Firefox
- Microsoft Edge
などでOKです。
②「Try ChatGPT」ボタンをクリック
③初めて使う場合は「Sign up」をクリック
④メールアドレスを登録 または グーグルアカウント・マイクロソフトアカウントで登録
グーグルアカウントで登録するとパスワードや名前の設定が必要ないので簡単ですよ!(電話番号は登録必要ですが)
今回はメールアドレスの登録で進めていきます。
⑤任意のパスワード(8桁以上)を入力>「Continue」をクリック
⑥登録したメールアドレスの受信ボックスを確認>送られてきたメールの「Verify email address」をクリック
↑でメールアドレスとパスワードを登録したら、↓のような画面に切り替わる。
その後、登録したメールアドレスに確認用のメールが送られてくるので、受信ボックスを確認する。
↓
送られてきたメールの「Verify email address」をクリックする。
⑦名前を入力>「Continue」をクリック
名前を登録する画面に切り替わるので、「First name」「Last name」それぞれに入力した後、「Continue」をクリックする。
⑧電話番号を入力>「Send code」をクリック
⑨↑で入力した電話番号にショートメッセージで認証コードが送られてくる>認証コードを入力
⑩スタンバイ完了!利用開始
認証が上手くいくと、すぐにChatGPTのメイン画面に切り替わります。
これで準備完了!
画面下にある入力ボックスにカーソルを合わせて、そこに日本語でそのまま質問文を入力→すぐ右の紙飛行機アイコンをクリックすると画面が切り替わり
↓
自分の質問の後にChatGPTからの返答が表示されてきます。
質問の内容によってChatGPTからの返答が表示されるまでに時間がかかります。
質問入力ボックスの紙飛行機マークが「…」点滅の時は、ChatGPTの返答途中なので、紙飛行機マークに戻るまで静かに見守りましょう。
2回目以降は「Log in」をして、簡単に使えますよ!
スマートフォンで使う
ChatGPTはスマートフォンでもパソコンと同じように登録、利用することが出来ます。(登録方法や基本的な使い方はパソコンとほぼ一緒なので割愛します)
普段スマートフォンで使っているインターネットブラウザ(Google ChromeやSafari)で、ChatGPT 公式サイトにアクセスして、「Sign up」(初回登録)または「Log in」(2回目以降)をして利用することが出来ます。
ブラウザ利用でも、ストレス無くサクサク動きますよ!
ChatGPTの活用案
ChatGPTの優秀さを解説しましたが、ここからはそれをどのように活用していったら良いか、動画編集者(フリーランス)の私の目線で考えてみました。
クライアントへの提案
ChatGPTをクライアントへの提案を考える時に利用する、という活用案です。
ChatGPTを利用すれば、各クライアントの業種の、私自身が知り得なかった情報を素早く知ることができ、より具体的で希望に合った提案が出来るようになると考えたからです。
私の場合、動画編集(制作)という立場上、様々な業種の方から動画制作のご依頼をいただいております
動画の構成から考える場合もあれば、動画タイトルやサムネイル、動画全体の雰囲気などをクライアントに合わせて作成し、提案・納品しています。
その際、クライアントの本当の希望…例えば「YouTubeを通して集客したい」「有名になってYouTuberとして活動していきたい」などを考えて、日々制作に取り組んでいるのですが、私自身はあくまでも動画編集者。
精一杯そのクライアントの業種になりきって考えたり、色々調べるのですが、自分の知っている範囲のことでしか知識が手に入らないことがありました。
そんな時、ChatGPTに相談すれば、私自身の検索力以上の速さと網羅性で瞬時にその業種に合わせた着目点やアイディアを知ることが出来ます。
ChatGPTの回答をそのままは使えませんが、そこで示された情報をもとに自分なりに考えて提案していけるので、今までよりも効率よく、かつ良い提案を導き出せるのではないかと感じました。
ブログやYouTubeなどのコンテンツ作成
ChatGPTをこのブログやYouTubeなどのコンテンツ作成に利用する、という活用案です。
ブログやYouTubeを作成する時に一番大変に感じるのが、大元のネタ…つまり文章にまつわる部分です。
冒頭でも書いた通り、私は文章作成が大の苦手で、そこが一番時間がかかってしまいます💦
アイディアはあるけれど、具体的にどういう流れで文章を書いたら良いかわからない時や、アイディアそのものに悩んでいる時、ChatGPTに相談するとそれらしい文章で瞬時に提案してくれます。
ChatGPTの注意点でもお話しましたが、ChatGPTからの返答はそのまま使うのはクオリティ的にもモラル的にもあまり宜しくありません。
しかし「ネタのベースとして」だったり「アイディアの補足」、そしてChatGPTの文章表現はとてもわかりやすく簡潔にまとまっているので「文章表現のお手本」として活用出来るのではないかと考えました。
最終的には自分自身で考え、自分の経験や想いを乗せて発信することが大切です。
でも一人で悶々と悩んでいるより「ChatGPTにとりあえず相談してみる」というスタンスで活用すると、文章作成への苦手意識が軽減され、自分の想いや経験の発信により力を入れられるようになりました。
まっさらな状態から作るのは苦しいですが、何か足がかりがあるだけで気持ちがとても軽くなります!
ちなみに使い慣れるまでは、思うような情報にたどり着くまでに、自分で調べたり考えるよりも時間がかかることもあったりします。
知りたいことがあったら、まずChatGPTに聞いてみる
ChatGPTはプライベートでも色々なことに活用出来そうです。
基本的な使い方ですが、単純に、知りたいことがあったら、まずChatGPTに聞いてみる、という活用案。
これまでは知りたいことがあった時、グーグルやYahooなどのインターネット検索機能を使って、出てきた検索結果から自分でどの情報が良いかを判断して読み解いてきました。
しかしChatGPTに直接質問すると、これまで自分で行っていた「検索→情報収集→判断→要約」の流れをChatGPTが自動的に行って、すぐに返答をしてくれるのです。
ただし繰り返しお伝えしているように、ChatGPTから返って来る情報は必ずしも正しいわけではありません
その情報が正しいかを確認する手間がかかる時もありますが、最初から自分で全てを調べるよりもはるかに効率的だと感じました。
「料理の作り方」「好きな映画や漫画の情報」「旅行プランの相談」などなど。
知りたいこと全てを実際の誰かに逐一聞いていたら「自分でググれ!!」と怒られてしまいそうですが、ChatGPTさんは怒らずに全てに対してちゃんと返答をしてくれます。
日常的に、気軽に活用出来そうですね。
その他、色々な活用案
その他の活用方法を試しにChatGPTさん本人に聞いてみたところ、このような返答が返ってきました。
- 話し相手・お悩み相談
- タスク管理やスケジュール管理などのアシスタント
- 英会話の練習相手
実際に「クイズを出して」や「歌を歌って」とお願いしてみたところ、本格的なクイズやChatGPTさん自作の?良い感じの歌詞を返してくれました。
ChatGPTに自然な音声が備わったら、本当にバーチャルの優秀なアシスタントとの会話が楽しめそうです。
その実現も全然あり得る世界になってきた!
文章作成に悩んだらChatGPTを上手く活用しよう
以上、ChatGPTとは何か、その活用案をお話しました。
- ChatGPT(チャット ジー ピー ティー)は、簡単に言うと「質問するとわかりやすい文章で応えてくれる物知りロボット」
- 登録すれば誰でも無料で使える。
- ChatGPTから返ってきた内容は、最終的にはその情報が正しいかどうか、きちんと人の目で確認して、考えて使う必要がある。
- ChatGPTは文章にまつわることなら、仕事でもプライベートでも様々な用途に活用出来て、上手く活用すれば効率と質を上げることが出来る。
ChatGPT、最初はなんじゃそりゃ?!と思っていましたが、今回調べたり実際に使ってみて、話題になる理由がわかりました。
これまでの自動チャットは機械的で、自分の仕事に活用出来るとは思えなかったので、ChatGPTの精度と汎用性・使い勝手の良さにビックリしました。
特に文章作成はいつも悩みながら苦しい時間を過ごしていたので、相棒がいつでも応えてくれるというだけで救われた気分です😭
「AIに仕事が奪われる」や「結局完璧じゃないじゃないか」という声の気持ちもわかるのですが、ChatGPTは…AIサービスは敵ではありません。
上手く付き合えば、優先度の低い作業を効率化して(苦手なところをサポートしてもらって)、本当にやるべきこと、やりたいことに時間を使えるようになる、超優秀なサポートツールになってくれると思います。
クライアントの希望にもっと寄り添えるように、私のコンテンツを見て下さっている方から更にご満足いただけるように、上手く活用して、私自身もレベルアップしていけるように頑張りたいと思います。