この記事では、固定費を見直して月々約7万円の節約に成功した我が家の具体的な固定費削減手順を解説しています。
家計節約を目指す、地方在住30代夫婦の妻です。
固定費を見直しまくって、ひと月あたり約7万円分の節約に成功しました!
年間にすると84万円、かなりデカいです。
家計を見直すなら、まず固定費を変えていくと節約効果が大きいですよ!
でも、実際にどこからどう見直していけば良いの?
まずは大きいところから見ていきましょう!
今回は固定費を削減する手順とポイントを、実際に私たちが実践したことも交えてわかりやすくお話しします。
意外と無理なく、簡単に節約できちゃいますよ!
月々の支払いが大きいところから見直す
固定費の見直しは、まず月々の支払いが大きいところから見直しましょう。
ウェイトが大きい分、そこを抑えられれば節約効果も大きく出るからです。
大きな節約ができるなら、一刻も早く節約した方が無駄に支払いを続けなくて済みますからね。
単純に支払い金額が大きいところは、どのご家庭もだいたい一緒かと思いますが。
「人生で〇番目に大きな買い物」と呼ばれる項目です。
具体的に見ていきましょう。
住居費
「人生で1番大きな買い物」と言われる家、住居費。
住まいは、できるなら賃貸をおすすめします。
”夢のマイホーム”とよく言いますが、全然”夢”じゃありません、”リアル”です。
かくいう私たちは「実家をつくろう」という目標のもとに検討を重ねに重ね、新築を戸建てしましたので、マイホームを持つことが悪とは全然思いません。
しかし、マイホームを資産と考えてはいけないと思っています。
経済的にも環境的にも、優位なのは賃貸だと思います
賃貸物件と同じくらいの月々の支払いで家を建てられた(買えた)としても、持ち家は修繕費や固定資産税など維持費がもろもろかかってきます。
なので確固たる理由が無いのであれば、持ち家はおすすめしません。
持ち家派は住宅ローンの見直しを
どうしても持ち家が必要だ!又はすでに持ち家だ!という方でまだ返済が残っているなら、住宅ローンの見直しをしましょう。
現在借りている銀行だけでなく色々な銀行を比べ、見直し、借り換えることによって、金利をもっと低くできる可能性があるからです。
これから新築する場合も同じです。
私たちも新築する際に経験しましたが、銀行によって提示してくる金利が全然違います。
足元を見ているような銀行もあれば、交渉次第で優遇してくれる銀行もありました。
自分たちの状況を考えて、固定金利が良いか、変動金利が良いか、よく検討しましょう。
ひとつの銀行の提示のまま、放置しているのが一番損をしている可能性が大きいです。
できれば賃貸がベストですが、持ち家の場合は住宅ローンを見直しましょう。
保険料
「人生で2番目に大きな買い物」は保険です。
月々だと数千円~数万円なので大きく感じないかもしれませんが、年間にすると、総額にするとどうでしょう。
実は数百万の買い物だったりする!!実は数百万の買い物だったりする!!
保険は必要最低限の、掛捨て型のものにしましょう。
それによって月々の支払いを格段に抑えることもできますし、本当に必要なところの保障を大きくすることもできます。
掛捨ての保険はもったいないと思う方も多いかもしれません。
私もそう思っていた時期がありました…
しかし保険は保険、貯蓄は貯蓄、投資は投資。
保険でお金を貯めよう、増やそうと思ってはいけません。
保険とはもともと、確率は低いが誰にでも起こりうる大変な状況に対して、貯金では補えないところを補填するものです。
極端に言えば、その状況を補えるほどの貯蓄があれば、保険は必要ありません。
貯蓄性や投資性がある保険は、ぼったくりな手数料が何食わぬ顔で取られていたりします。
保険は必要最低限の掛捨てのものにして、浮いた分を貯蓄や投資にまわしましょう。
車
「人生で3番目に大きな買い物」は車ではないでしょうか。
大都市にお住いの方は関係無いかもしれませんが、地方で暮らすには必須な移動手段です。
車はできるなら持たない、所有台数を減らす、中古にすることを検討しましょう。
我が家は思い切って2台所有から1台にしました!
車は所有しているだけでかなりの費用がかかります。
- 車検代
- 税金
- 駐車場代
- ガソリン代
- 各種備品代
- 保険代
私の住む山形は雪国でもあるので、冬用のタイヤやワイパーも準備しなければなりません。
ほんとなんでこう雪国ってお金かかるんだろう…
今のご時世、インターネットや宅配食品サービスで意外と何とかなります!
もしくは車のサブスクリプションやカーリース、レンタカーやカーシェアなどを必要に応じて使うのもアリですね。
もし共働きでなかったり、社用車などを上手く使えるのであれば、車の所有を減らしてみましょう。
通信費は意外と家計の大きなウェイトを占めている
次に見直すべきは、スマートフォンやインターネットなどの通信費です。
通信費は意外と家計の大きなウェイトを占めていて、見直すことで簡単に大きく節約することができるからです。
スマートフォン代
ドコモやソフトバンク、auなどの大手キャリアを使っている方は、格安スマートフォンに変えましょう。
月々、機種代金込みで3~4千円位に抑えることができます。
機種をこだわらなければ、もっと安くなることもあります。
通信速度はほとんど劣らない
通信速度や通話が心配…という方もいると思いますが、通信速度は普通に使う位だったら全然劣りません。
通話もかけ方さえ慣れてしまえば、最初の数分間は無料でかけ放題のものもあります。
乗り換え費用も足かせにならない
乗り換え時の費用が心配な方もいるかもしれませんが、各社色々なキャンペーンをしていて、費用分がチャラになるどころかキャッシュバックされる場合もあります。
また、今まで2年間の契約縛りがありましたが、それも各社続々と廃止をしてきています。
現在の違約金費用がかかっても、乗り換えたほうがお得になる場合も多いので、ぜひシミュレーションしてみてください。
ちなみに、我が家は楽天モバイルに変えようとしたのですが、ちょっと異例な割引が提案されてまだソフトバンクです
もうちょっと様子を見て、機が熟したら格安に変えるよ!
楽天モバイル
は安さもさることながら、2年縛りもなし!10分かけ放題!楽天ポイントが貯まる!活用できる!と、かなり魅力的!
楽天ポイントを上手く使えば、スマホ代が月々0円なんてことも…?!
インターネット代
基本的にインターネットのプロバイダは、使っているスマートフォンの会社が提供しているものをセットで利用するのがお得です。
月々割引を受けられたり、キャッシュバックを受けられたりします。
我が家はまだソフトバンクを使っているので、ネットはソフトバンク光で月々約500円の割引を受けていますよ
最近では格安スマホとセットで割引になるインターネットプロバイダも増えてきているので、自分が契約している会社のHPなどを確認してみましょう。
そのままになっている光熱費
引っ越ししてから、あるいは生まれた時から、自宅の光熱費がそのままになっていませんか?
水道は市町村が運営していますが、電気とガスは自由に運営会社を選ぶことができます。
ここを見直すことで料金がかなり安くなったり、お得になることもあるので要チェックです。
電気代
ずっとそのままになっている〇〇電力だけでなく、他の電力会社のプランと比較検討してみましょう。
電力会社を変えるだけで電気代がぐっと安くなったり、お得なサービスを受けることができる場合があります。
2016年4月から電力の自由化が解禁となりましたが、何も変えていないご家庭は〇〇電力のままになっていますよね。
もったいない!
例えば、我が家は楽天エナジー に変え、電気代は大きく変わることはありませんでしたが、楽天ポイントがもらえたり、楽天ポイントで電気代を支払えたりとなりお得になりました。
期間限定ポイントも使えるのが素晴らしい!!
細々と節電するのも大事かもしれませんが、大本である電力会社を見直す方が大きな節約に繋がります。
楽天エナジー以外にも色々な電力会社があるので、比較サイトを使うと便利ですよ。
ガス代
都市ガスは安くて良いのですが、プロパンガスをお使いの方は見直した方が絶対に良いです。
知らず知らずに、ぼったくりガス料金になっている可能性が高いからです。
我が家は時代に逆行(?)して新築なのにあえてガス、しかも都市ガス供給区域ではなかったのでプロパンガスを使っています
新築に引っ越す前のアパートもプロパンガスだったので、都市ガスに比べてなんでこんなに高いんだろうと不満タラタラでした…。
どうにかしてガス代を抑えたいと、旦那が見つけてくれたのがプロパンガス料金が最安値の会社を検索できるサービス!
これを利用し、現在は同じ地域の他の家庭より、かなり安い(都市ガス並みの)料金でガスを使用しています。
プロパンガスは都市ガスと違い、会社毎に自由に価格設定できるため、ぼったくり価格になっている現状があるようでした。
何のお知らせも無く、ちゃんとした理由も無いのにしれっと値上げしてきたり、人によって料金が違ったり…。
ほんとヒドイ…
ガス屋の窓口 のようなガス料金の比較サイトは値上げの監視もしてくれるので心強いです。
我が家も通告無しの値上げをされた時に通報(!)したら、ちゃんと料金を戻してくれました。
てか、戻せるんかい…!
なぜ値上げしたし…!!!
今すぐぼったくりプロパンガス会社を見直し、適正なガス料金の会社に切り替えましょう。
まとめ
以上、固定費削減の見直し手順をお話ししました。
- 月々の支払いが大きい「人生で〇番目に大きな買い物」から見直す!
- スマホ、インターネットなどの固定通信費を見直す!
- ぼったくり光熱費を見直す!
我が家はもともと保険料が高かったので、そこをちゃんと見直したのが大きな削減に繋がりました
見直すの、めっちゃしんどかったけどね!
それぞれを見直すのは面倒で大変な作業になります。
しかし一度見直してしまえば、大きな節約に繋がります。
細々と節電や節水、食費を削ったりすることよりも、まずは大きな固定費を見直して、効率良く節約をして、その分生活を豊かにしましょう!